コラム

2019.05.23(木)| 日々のこと

りんごの気持ち

台湾茶藝館いろはです。

開店前に摘花作業をしています。もう実になっちゃっていますが。。。(^_^;)

早朝の作業はとても気持ちいいです。毎日、少しずつ大きくなっていくのを見ながら、そのたくましさに驚かされています。1つの芽から花が5〜6個付きます。枝には10箇所くらいからこの花が出てくるので、1枝に5〜60個の花が咲きます。これを摘花して、一枝に3本くらいの花にカットします。摘花が終わり小さな実があっという間に大きくなっていきます。早い者勝ち、強い者勝ちのバトルが枝の中、木の中で起きています。

頑張って大きくなってね、そんな気持ちで作業しています。


「シナノリップ」という品種です。

長野県果樹試験場が「千秋」に「シナノレッド」を掛け合わせて作った早生種のりんごです。果汁が多くみずみずしい味わいで、8月に収穫されることから、今後の主要品種と期待されています。2018年から市場に出回るようになりました。

朝日を浴びて、このりんごは、何を思うのでしょうか。。

「雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ、日本一美味シイト 言ワレルリンゴニ 私ハナリタイ・・・」