コラム

2017.11.27(月)| 台湾旅行記

金門島

昨日、金門島の話題になってしまったので、寄り道ついでに。。

金門島は福建省厦門からわずか数キロの島で、四分の一が国立公園ですが、

観光客が上陸できるようになったのは、1992年11月の戒厳令解除後のことです。

それまでは大陸から大量の砲撃が浴びせられていました。

観光地化が進んでいるとはいえ、

まだあちらこちらに砲弾の爪痕、激戦地にあった軍事要塞などが見られます。

この砲弾を利用して作られた包丁が有名です。

台北松山空港から飛行機(立榮航空)で 1時間ちょっと。

移動は主にタクシーですね。

観光用の循環バスもあります。

  • A線 (水頭翟山線、金城バスターミナル起点・終点) — 莒光楼、水頭聚落、文台寶塔、翟山坑道など   時間  8:25~12:10 
  • B線 (古寧頭戦場線、金城バスターミナル起点・終点) — 古寧頭戦史館、慈湖観景台など   時間  13:30~17:22 
  • C線 (太武金沙線、山外バスターミナル起点・終点) — 斗門登山歩道口、導覧沙美老街、馬山観測所、山后民俗文化村、林務所など   時間  8:25~12:05 
  • D線 (榕園太湖線、山外バスターミナル起点・終点) — 榕園、八二三戰史館‧俞大維先生紀念館、金門畜産試験所、金門陶甕博物館
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台湾本土から270キロ、しかし厦門からは10キロ。台湾国民党が守りきった激戦の島です。

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瓊林村・・文化が色濃く残り明・清朝を思わせる古い集落が残されています。

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翟山坑道・・・島民と兵士が力を合わせて掘り上げた要塞。国共内戦の際の台湾防衛拠点


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風獅爺とは金門の人々の信仰の対象となっている石像。沖縄県のシーサーに似ている?


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慈湖は共産党軍の上陸に備えて作られた人工の塩水湖。美しい夕日で有名。
帰りはバスがなかなか来なくて大変でした。