コラム

2019.11.02(土)| お茶の話

安曇野スタイル2019

台湾茶藝館いろはです。

安曇野スタイル二日目終了、昨日と本日で、110名のお客様においで頂きました。ご来店の皆様、本当にありがとうございました。大変盛況で楽しく過ごさせて頂いております。

今回初めての試みで、カフェスタイルで提供させて頂いています。

1日目は木柵鐵観音茶、2日目は特急東方美人茶(かなりお得です!)をお出ししました。ミニ御茶請けが付いていますが、その他に自家製のマドレーヌ、フィナンシェ、ミニフルーツケーキ、そして昨日は杏仁豆腐、本日は洋梨のコンポートゼリーでした。明日3日目のお茶は。。。台湾蜜香紅茶をお出ししようと思っています。扱うのは烏龍茶がほとんどですが、この蜜香紅茶は、東方美人の紅茶バージョン。雲霞の噛んだ茶葉を紅茶にしたものです。

烏龍茶で有名な台湾茶、実は日本統治時代は紅茶がかなり生産されていました。現在の日東紅茶工場が台湾にあり、昭和九年頃は紅茶の輸出額が烏龍茶を大きく引き離すようになったのです。インドからアッサム種を増殖して品質を安定させたからのようです。この事は、台湾茶の品種を見るとその流れが良くわかります。日本統治以後の茶葉研究所で開発された品種は22種類ありますが、台茶1号から4号までが父系が印度大葉種、7号がタイの大葉種、8号から11号も父系が印度大葉種になっています。

横道に逸れましたが、

明日は台湾紅茶でアフタヌーンティーをお楽しみくださいませ。(このカフェスタイルは安曇野スタイル期間中だけです。)