コラム

2019.02.15(金)| 日々のこと

うぐいす餅

台湾茶藝館いろはです。

今日は、お客様がうぐいす餅を買って来て下さいました。ここ何日かお菓子屋さんに行かれて、売り切れで手に入らず、今日ようやく手に入ったとのこと。ありがたく頂戴致しました。(うぐいす餅の前にいらしたお客様、ごめんなさい。皆で食べちゃいました。)

二十四節気、七十二侯の黄鶯睍睆(うぐいすなく)は、ちょうど2月9日から2月12日の間です。やはり、お茶席ではうぐいす餅だったでしょうか。

立春過ぎたとはいえ、まだ雪舞う安曇野。せめて、うぐいす餅で春を待ちましょう。


阿里山春茶をお出ししました。うぐいす餅は上品な控えめな味でした。阿里山茶も香りがよく、製茶から9ヶ月経ち、いい感じに飲み頃になって来ました。熟成されて、味と香りが際立ってきます。いいお茶は、一年後値段が倍になるんだよ、という台北のお茶屋さんの言葉を思い出しました。