コラム

2019.02.07(木)| 台湾旅行記

行天宮

台湾茶藝館いろはです。

今週末は、建国記念日と合わせて3連休ですね。台湾旅行に行かれる方も多いかもしれません。ただいま春節の真っ只中なので、お店が開いている事を確認されて下さいね。

行天宮は、年に一度神様が帰られるということで、全ての門が開かれるそうです。このお宮は『三国志』でお馴染みの関羽公が祀られています。ここは商売繁盛をお祈りするために、多くの人が集まりますので、かなりすごいオーラがあります。無料でお祓いもして頂けます。

 



この中の中央が関羽公です。

うまく撮影できれば。。。このように見えるはずです。


吉川英治氏の『三国志』では、親孝行の象徴として劉備が茶を買う話が出てきます。この時代のお茶は大変高価で、薬としてわずかに流通しているだけだったでしょう。 おそらく、劉備が買えるような値段ではなかったかと思われます。日本ではまだ邪馬台国の時代ですね。

ちなみに、当時は茶の葉を餅状に丸めたものをあぶってから搗(つ)き、湯をかけ、みかんの皮、ねぎ、しょうがなどと混ぜて、他の材料と一緒に煮るスープのようにして、飲まれていたようです。

当店でも飲んで頂いた茶殻をお持ち帰りすることが出来ます。鶏肉などと一緒に煮込んで頂くと、味が出て美味しいです。