コラム

2019.03.14(木)| お茶の話

四季春茶

台湾茶藝館いろはです。

今日も花粉症対策として四季春茶を飲んでいます。四季春は品種名です。

木柵の茶園で発見された自然交配種で、武夷種系と言われています。香りが良く、日本人好みの人気のあるお茶です。

この品種は早生種です。春、他の品種よりも1ヶ月も早く収穫でき、冬も遅くまで収穫できることから「四季春の如し」といわれ、それが四季春の名前の由来になったのだとか。特徴は、甘味と優しい味わい。コクがあり、おいしいお茶です。南投縣名間郷で作られる四季春が有名です。

一年中採れるため、コストが安いですが、上質な物を求めるとなると、なかなか難しいかもしれません。しかし花粉症対策としてはむしろ高級ではないお茶の方がメチル化カテキンが多く含まれているので、都合がいいかもしれません。

当店の四季春、手作りです。


手作業で丁寧に発酵させました。

5分間煮出すので、やや渋みや苦みがありもったいないのですが、これが私の花粉症に効きます。来週からここ安曇野でもかなり花粉が多く飛ぶようですが、果たしてこれで乗り切れるでしょうか?