コラム

2018.11.08(木)| お茶の話

清香凍頂烏龍茶

台湾茶藝館いろはです。

常々、うちのお茶はすごい。。。と思っておりました。お客様にも、10煎は飲めます。。。とお話しています。今日はその実験をしました。本当に10煎入る???

ちなみに、1煎目は50秒、2煎目40秒、3煎目50秒、以後5秒ずつ伸ばします。お客様にお淹れしているのと同じ淹れ方です。(洗茶5〜10秒)

清香凍頂烏龍茶(南投県)・・・あっさりとした上品な香りです。濃厚な口当たりで、味の変化を楽しむことができます。

今年の分からちょっとグレードを上げています。

まずは茶葉です。
実物はもう少し、緑が強いです。

そして。。。。どんどん淹れていくと。。。。


さらに。。。


一列では収まらないので、2列に。上段、7煎までは、香りも味もしっかり!水色もほぼ変わりません。8煎で香りが落ち始め、9煎で味が落ち始め、10煎でほぼ力尽きたような感じですが、何とか頑張ってくれました。11〜13煎はおまけですが、ほぼ水色は変わりません。やはり、10煎まで美味しく飲めます!(きっぱり!)

1煎目は、なんとも言えない蘭の香り。文山の香りにも似ていますが、そこは凍頂烏龍茶、奥行きが何ともいえない。。。甘い香りが。2煎目はしっかり。これは舌が喜ぶ!旨味が口いっぱいに広がります。後から蘭の香3煎目から7煎目は、香りと味が積み重なっていきます。7煎目はやや弱いかな。ちなみに、1煎目から7煎まで一気に飲むと、凄いことになります♪この香りどの位続くかしら。。。。

一煎毎に口を濯がないと香りが残って分からないので。。。お腹はチャポチャポしています^^;でも、幸せな時間。。。口福♪

同じ清香凍頂烏龍茶でも、昨年の分はややコクがあります。こちらもかなり美味しいので、好みが分かれる所です。昨年の分はもう残す分しか手元に残っていないので、毎年少しずつ残しながら比べていこうと思っています。

毎年茶葉の出来具合が違うと思いますが、その時の茶葉の状態を見ながら発酵度合いを決めるのでしょうか。これをみると本当に一期一会のお茶という感じがしています。

今年の清香凍頂烏龍茶もぜひお試しください♪