コラム

2019.04.05(金)| お茶の話

清明節に龍井茶を飲む

今日は4月5日清明節です。
二十四節気の一つで、春分の次に当たります。
台湾でもこの時期は4月4日の子供の日と加えて連休になります。
帰省してお墓詣りをするのが通例です。
清浄明潔(春先の清らかで生き生きとした様子を表現)の略で、草木が芽吹き、様々な花が咲き出し、万物が新鮮で明るく清らかな季節になる。。。
安曇野の本格的な春も、もうすぐです。
さて、この清明節は中国緑茶の重要な時期にも当たります。この日以前に摘んだ茶葉が「明前茶」、穀雨までを雨前、穀雨の後は雨後、と茶摘みの時期により区別があり、値段も全く違うものになります。
今頃、市場では龍井茶などが行き交っているのでしょうね。
というわけで。。。
飲んでみました。獅峰龍井!
11月には高級評茶員の試験があるので(汗)勉強です!
ちなみに、龍井茶の産地は杭州市の西湖区。
   その中でも一級産地は 獅峰、龍井、梅家塢、虎砲、雲栖 です。
国家標準によって定義されており、西湖区以外の場所で作るお茶は龍井茶と呼べない決まりになっています。
色緑、香郁、味醇、形美(四絶)の特徴を備えた扁平形の緑茶で、
中国十大銘茶の一つです。
「マツコの知らない世界」で風吹ジュンさんが飲んでいらしたのが、
梅家塢龍井茶で、5g  4,320円(税込)でした。
獅峰龍井茶・・扁平挺直、 均整光沢、
味: 甘鮮醇和
香:馥郁(濃厚な香り)・豆香
 
嫩緑(柔らかい緑、薄い緑)
均整成朶(均整が取れていて、花のような形)